【アミノ酸系<アラニン>】成分一覧とオススメシャンプー・ランキング抜粋【メリット・デメリット】

【アミノ酸系<アラニン>】成分一覧とオススメシャンプー・ランキング抜粋【メリット・デメリット】

今回は、シャンプーの洗浄成分の一つである【アミノ酸系<アラニン>】シャンプーについて取り上げていきます。

市場にはさまざまなシャンプーが販売されていますが、大きく分けてシャンプーの洗浄成分・界面活性剤の種類は以下の9系統に分かれます。

  • 高級アルコール系
  • スルホコハク酸系
  • アルカリ石鹸系
  • 酸性石鹸系
  • アミノ酸系アラニン・グルタミン・サルコシン・アスパラギン>
  • ベタイン系
  • ノニオン系
  • タウリン系
  • タンパク質系(PPT系)

アミノ酸系<アラニン>は、適度な洗浄力と起泡性を持つバランスの取れた界面活性剤です。

また、髪を構成するケラチンタンパク質の2.8%がアラニン酸で構成されています。

目次

アミノ酸系<アラニン>シャンプーの原材料

アラニンとは、人体を構成するアミノ酸の一種で、髪を構成するケラチンタンパク質にも2.8%含まれています。

アミノ酸系<アラニン>の成分は、このアラニンとヤシ油やパーム油のラウリン酸・ココイル脂肪酸などの天然成分を原材料とし作られています。

アミノ酸系<アラニン>シャンプーの特徴

【メリット】

アミノ酸系シャンプーには<アラニン・グルタミン・サルコシン・アスパラギン>があります。

アミノ酸系成分の中には、洗浄力の弱すぎる物や起泡性がいまいちの物など、低刺激ながら効能が控えめ過ぎる物もありますが、アラニンは、適度な洗浄力と起泡性に優れたバランスの取れた成分といえます。

また、髪や肌の保湿力もあり低刺激で安全な成分で、使い勝手の良い成分だといえます。

  • 天然成分由来
  • 低刺激
  • 適度な洗浄力と起泡性
  • 生分解性が高い(環境にやさしい)
  • 保湿力が高い

【デメリット】

天然成分由来の成分は高価なものが多いです。アラニン系シャンプーも比較的高価な成分になります。

  • 比較的高価

アミノ酸系<アラニン>シャンプーの主成分

アミノ酸系<アラニン>シャンプーに使用される主な成分の一覧です。

名前 特徴
ラウロイルメチルアラニンNa  ヤシ油やパーム油のラウリン酸とアラニンで構成、弱酸性、低刺激、洗浄力やや弱め、起泡性は有り、比較的高価
ココイルメチルアラニンTEA  ヤシ油やパーム油のココイル脂肪酸とアラニン、弱酸性、適度な洗浄力、豊かな起泡性、低刺激、比較的高価

【アミノ酸系<アラニン>・成分別】おすすめシャンプー

アラニンは人体を構成するアミノ酸の一種で、髪を構成するケラチンタンパク質の約2.8%もアラニンで出来ています。

髪や肌の保湿力があり、皮脂を落とし過ぎない適度な洗浄力と起泡性を兼ね添えた使い勝手の良い成分です。髪や肌をしっとりさせすぎず、サッパリとした洗い心地と指通りを感じられます。

アミノ酸系シャンプーの中でどの成分が良いか迷ったら、まずはアラニンから試してみるのが良いかもしれません。

アビスタ エイジングケアシャンプー


アビスタ エイジングケアシャンプー 300ml

ラウロイメチルアラニンNaを主洗剤とし、ココイルグルタミン酸Naという保湿効果が高い成分を加えて作られています。

エイジングケアシャンプーという名だけあって、髪や頭皮環境を改善する成分がふんだんに含まれており、敏感肌・乾燥肌の方だけでなく、育毛作用が気になる方へもオススメです。

余計な添加物が含まれていない純粋なアミノ酸系シャンプーを使ってみたい方に良いかもしれません。比較的高価なシャンプーです。

 

【スプレヴォリ・ヴェルモア・クレンジング】


スプレヴォリ ヴェルモアクレンジング(シャンプー) 200ml

こちらもラウロイメチルアラニンNaを主洗剤とし、ココイル加水分解コラーゲンKという界面活性剤の中では最高級品質の成分を補助剤として使われているシャンプーです。

このシャンプーの特徴は、優れた保湿効果と低刺激な洗い上がりです。乾燥毛やアホ毛が気になる方、カラーやパーマなどを行いダメージが重なった髪の方へもオススメです。

洗浄力は優しめですが、起泡性はゆたかですのでしっかりと泡立って優しく包み込まれます。

しっとりとした質感を求める方はお試しください。
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