この記事を読んでいるあなたは、もしかしたら美容師国家試験に落ちてしまった方かもしれませんね。
もしくは、これから美容師を目指そうとして不安を抱いている方かもしれませんね。
今回、美容師国家試験に落ちてしまったとしても大丈夫です。そんな事は気にせず大切な事に目を向けてください。
美容師国家試験の合格率
美容師国家試験の合格率は約80%くらいです。
毎回、2割の方が不合格になり再チャレンジしています。
美容師を目指していて国家試験がどういう物か分からない方の為に少し記載しておくと、美容師国家試験は筆記試験と技術試験の両方に受かる必要があります。
どちらか一方しか合格できなかった場合は、次回の試験では合格した科目は免除されます。
不合格でも気にするな!本当に美容師になるのに大切なのはそこじゃない!
今回、美容師国家試験に不合格になってしまい落ち込んでいるあなたの為に、あえて強い口調で言います。
国家試験に不合格だったとしても落胆する事はありません。
美容師になるにあたって、大切な事は国家試験に受かる事ではないのです。
国家試験に合格して、晴れて美容師国家資格を手にした同期の友人達は明日から美容師さんでしょうか?
・・・いいえ、そうじゃありません。
全日制の専門学校を卒業して、どこかの美容院でこれからアシスタントさんとして働き始めるのです。
では、国家試験に落ちてしまったあなたはどうでしょうか?
きっと、どこかの美容院でアシスタントさんとして働き始めるでしょう。
東京の超有名店のような美容院では国家試験に合格しないと採用してくれない美容院もあるでしょう。そのような、超一流の美容院で働きたい場合は次回の国家試験で合格出来るように頑張ってください。そうじゃなければ、大抵どこの美容院も人手不足な事が多いので働くには困らないでしょう。
さて、ここからが大切な事です。
晴れて美容院で働きだしたら、まずはシャンプーの仕方から教えてもらい、カラー、パーマ、ブロー、様々な技術を一つづつ教えてもらいます。
そして、念願のハサミを持ちカットの技術を学んでいきます。
アシスタントさんから美容師になるまで、3年・5年、お店や個人の学ぶスピードにより様々でしょうが数年の月日が必要になります。
そして、晴れて美容師としてデビューする頃には・・・
美容師を目指した約80%のアシスタントさんは辞めてしまっています。
国家試験で約80%合格しても、数年後には約80%自分から美容師の道を諦めてしまっているのです。
国家試験は、一種の通過儀礼くらいに考えておいてください。
国家試験の為に学校で習った技術は、美容院の現場ではほんの少ししか約に立ちません。
今回、国家試験に合格した友人も、落ちてしまったあなたも、結局は一緒のスタートラインに立っているにすぎないのです。
勝負はこれから。
実際に美容院で働き出して、どれだけ活きた技術を習得出来るか。お客さんの要望を読み取り、その技術を提供して行けるかが重要になってきます。
そんな訳で、勉強嫌いで筆記に落ちてしまったあなたも、オールウェーブでベトベトになってしまったあなたも、あと一歩でワインドやカットに失敗してしまったあなたも、美容師になりたいという強い気持ちがあるのなら、今回落ちてしまった事はあまり気にせずに日々のレベルアップに専念してください!
美容師さんになるまでには、まだ数年あります。それまでに国家試験は受かってしまえばいいのですから!
役立つアイテム
カラーやパーマをする時に、髪の毛はどのような変化を起こすのか?
髪についての知識を蓄える事が、出切るアシスタントさんの第一歩です。
あえてお客さん目線で難しい言葉を使わずに説明された、解り易い良書です。
初めのうちは技術不足で、お客さんもこの子大丈夫なの?という目で見てきます。
しかし、髪についての知識武装をしておく事で、若いのにしっかりしてるね。という信頼感を得る事が出来るのでしっかり勉強してお客さんに愛される美容師さんになってください。
国家試験対策に目盛りの付いたコームがあるのは知ってますか?
10cmに合わせて切るのも、このコームを使えば問題無しです。
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