パーマとナチュラルパーマの違い?
ナチュラルパーマはパーマの中の1種類だと思ってください。ソバージュやツイストパーマのような少し特徴のあるパーマと違い、ごく一般的なパーマのイメージです。
スタイルやその人の髪質によってかけ方の強弱がありますのでどの人も全て一緒になるわけではありませんが、イメージ的には“普通”のパーマです。
ナチュラルパーマとデジタルパーマの違い
ナチュラルパーマとデジタルパーマでは、使う薬が違います。
レゴブロックの小さいピースを重ねて縦長にしたものを髪の毛だと思ってください。
このレゴブロックを組み替えてカールの形に作りかえるのが【ナチュラルパーマ】です。
一方、デジタルパーマは熱で固めてカールにする技術です。
生卵がゆで卵になると固まるのと一緒で、髪のタンパク質をカール状態で固めるのが【デジタルパーマ】です。縮毛矯正もデジタルパーマと同じ原理です。
ナチュラルパーマのもち
一般的には3ヶ月程度が目安だと思われます。
髪の長さやパーマの強さ、髪質などで“もち”は違って来ます。
また、髪は1ヶ月で約1cmほど伸びますので、ショートスタイルの方などは数ヶ月でパーマのカールの出る位置が変わって来ますので、パーマがもっていたとしても切りなおし、かけなおしが必要な場合もあります。
ナチュラルパーマの注意点
パーマ全般に言える事ですが、お風呂上りの髪が濡れている状態がパーマが自然に出ている状態です。
このカールをドライヤーの風で伸びてしまわないように乾かす事が、パーマスタイルを綺麗に完成させるコツであり注意点です。
バサバサっと乾かしてしまう人は、「パーマがかかってない!」と美容院にクレームの電話を入れてしまう人もいるかもしれませんが、それは乾かし方の問題かもしれません。
また、髪が長すぎる方は水で濡れた髪の重さでもしかしたらカールがダレているかもしれません。
そのような場合は、カールを維持したまま髪を乾かして水分が飛んで軽くなるにつれカールが出てくるでしょう。
スタイリング・お手入れ方法
朝は寝癖がついたり布団につぶされて髪の毛は根元からつぶれています。
まず一度髪をしっかり濡らしましょう。パーマ戻しなどで少し濡らすだけでは根元のカール感は戻ってきませんので、しっかり濡らしましょう。
髪に指を通し、根元をめくりながら風を送り込んであげましょう。
この時、バサバサと乾かすのではなく熱風の力だけで乾かすイメージで、カールを崩さないように乾かしてあげましょう。
髪の長さによって様々なスタイルがありますが、ミディアム~ロングのゆるふわパーマのスタイリング方法を紹介します↓
STEP.01
まずは耳から上の根元の部分のみを乾かします。髪をかき上げるように指で髪の根元を起こしてあげて、ドライヤーの風を斜め下から乾かします。根元が起きて全体フンワリしたイメージになるので重要です。
乾かす部分は大まかに言うと下の図のピンクの部分。グレーの部分はパーマのカールがかかっている部分となりますので、グレーの部分をここで乾かしすぎてしまうとカールが伸びてしまいます。
STEP.02
根元が乾いたら、クシで梳いて髪のもつれを直してあげましょう。
綺麗に梳かしたら、髪を4パートに分けます。
STEP.03
STEP.02では4パートに分けました。次は1パートごとに乾かしていきます。
耳下のパーマのカールをまとめてクルクルとねじります。
あまり引っ張らずに、パーマのカールをまとめてあげるイメージでくるくるねじってください。
次に、まとまったカールを耳辺りまで手のひらに乗せて持ち上げます。
この状態でドライヤーの風を送って乾かしてください。
髪の毛はこの水分が飛んで乾く瞬間の形を形状記憶します。ここで綺麗にカール状になったまま乾かす事が出来れば、綺麗なゆるふわパーマスタイルに仕上げる事が出来ます。
後ろのパートも同様にクルクルねじって、耳後ろ辺りに持ち上げて乾かしてあげてください。
STEP.04
STEP.03でパートごとに綺麗にカール状態で髪を乾かしたら、最後にカール部分の上と下をつまんで、少し引き裂いてください。
一つにまとまっていたカールにエアリー感が加わりふんわりとしたイメージになります。
ナチュラルパーマをオーダーする時の注意点
最近のスタイルブックには、コテで巻いてスタイリングしてある写真も多く掲載されています。コテで巻いたカールはリッジが強く、大きなカールでもクリッとしっかりカールが出ています。
これはコテの熱の力を使わないと出来ないスタイルなので、そのようなスタイルをイメージしてナチュラルパーマを美容師さんにお願いしても、イメージと違う仕上がりになってしまう場合がありますので、パーマをかけるのか、コテで巻いて頑張るのか少し考え所です。
美容院の予約
スタイルブックを見て、このスタイルが良いなと思って美容師さんにお願いする場合、そのスタイル写真のどの部分・どんな感じが好きなのかをイメージやピンポイントで伝えると、自分の理想のスタイルに近づけるかもしれません。
ちょっと外ハネしてる部分が好きだったり、トップの立ち上がりだったり、フンワリ感だったり。全体像よりも、部分的な事をお伝えするのも重要なポイントです♪
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