エアウェーブってどんなパーマ?
L&B kimi 徒然 独り言
普通のパーマもエアウェーブもデジタルパーマも、ロッドとよばれる円柱のものに髪を巻きつけてカールをつけます。
普通のパーマはロッドに髪を巻いて薬を付けるだけ。
デジタルパーマは、巻いたロッドが高温になり髪をカール状で固めます。
エアウェーブはというと・・・
ロッドに温風を流して、普通のパーマよりもダメージレスにカールの“持ち”も良く仕上げるパーマの事です。
でも、温風を流すだけでどうしてエアウェーブは、普通のパーマよりもダメージレスに、持ちも良くなるのでしょうか?
ここから先は美容師さんしか知らないオタクな世界のお話です♪
エアウェーブはなぜ持ちが良いの?
パーマは、髪の毛の中の結合をいったん切り離して、カール状態で再度結合させる事で髪にカールを付けます。
エアウェーブも髪にカールをつける原理は一緒なのですが・・・
真っ直ぐな髪の毛を無理やりカール状態にする事は、髪の内部にも無理をさせてしまっています。
エアウェーブでは、髪の内部を無理のない均一な状態に近づける事でカールの持ちを良くし、髪のダメージを軽減させます。
また、作業工程の途中にタンパク質を補充する事で、より髪にしっかりとした弾力を加える作業を行う場合もあります。
エアウェーブの秘密
エアウェーブでパーマをかける時に、髪の毛は2つの状態を行き来します。
それは・・・
【ゴム状態】・・・分子が動き易い状態
【ガラス状態】・・・分子が動きにくい状態
です。
※ガラス状態といってもガラスのようにモロい訳ではありません。髪が安定した状態をそう呼んでいます。
エアウェーブの初めの薬、1液をつける事で髪はゴム状態になります。
ゴム状態では、髪の内部が動き易い状態となり、真っ直ぐな髪の毛をカール状に変化させやすい状態です。
ですが、その状態のままだと髪は不安定です。
エアウェーブの機械で、55℃以下の温風で髪から余分な水分を取り除きます。
エアウェーブの特徴は、カールに曲げられた髪の内部が均一な状態になる事です。
その後、常温に戻す(冷ます)事で髪はガラス状態となり、髪は安定します。
エアウェーブの施術時間と料金
【施術時間】約3時間半
【金額】\15,000~¥20,000 お店により変動があります。
エアウェーブの金額は、デジタルパーマと同等くらいなお店が多いです。
エアウェーブ動画
エアウェーブとデジタルパーマの違い
エアウェーブは、普通のパーマと一緒で髪の毛の内部を組み替えてカールを形成します。
内部の組み換えでカールを付けるのがパーマ・エアウェーブ。
対して、デジタルパーマは髪をカール状態のまま熱で固めてカールを付けます。
生卵を・・・加熱して
ゆで卵にするのと同じ原理なのが、デジタルパーマ。縮毛矯正も同じ原理です。
一度、固まってしまったタンパク質は元に戻らないのがネックなのがデジタルパーマです。
ゆで卵は、もう生卵に戻らないのと一緒です。
熱の形状記憶なので、カールの持ちはとても良い事とクリっとしたコテで巻いたような強いリッジをつけれる事がデジタルパーマの良い点です。
エアウェーブや普通のパーマは、内部の組み換えだけですので、再度また他のパーマをかけ直したりし易いのが利点です。
エアウェーブもデジタルパーマも、その人その人の髪質や、したいスタイルによってどれを選択したら良いか分かれてくるでしょう。
その人の髪質や日頃のお手入れなども考慮に入れて美容師さんは相談に乗ってくれると思いますので、まずは自分がどうなりたいのかイメージを持って美容院に行ってみてください♪
エアウェーブもデジタルパーマも専用の機械が必要ですので、まずは行こうとしている美容院が機械を導入してるかどうかのチェックをしておく事も必要です。
パーマの種類とセルフチェック!お手入れしやすいパーマはどれ?【失敗しない】
美容院の予約はポイントも貯まるhotpepperから↓↓
コメント