今回は美容院で遅刻を繰り返したり、無断キャンセルを繰り返すと一体どうなってしまうのか?!についてのお話です。
バックミュージックは『世にも奇妙な物語』が流れている体でお読みください。
ある青年が居ました。
彼はズボラな性格で、よく約束を破ったり、平気で約束の時間に遅刻してしまうような人物でした。
頭の片隅で、『悪いな』と思っても、次の瞬間『まっ、いいいか』となってしまうのです。
彼は、今日の14時に美容院でカットの予約をしていました。
美容院の予約があったなと思い、彼は家を出ました。家を出た時間がすでに14時・・・
美容院に着いたのは14時20分でした。
美容師さんが迎えてくれます。美容師さんは(またか・・)というように少しゲンナリしているようです。
美容師「次のご予約の方が来られますので、途中でお時間を待ってもらうかもしれませんが、よろしいでしょうか?」
彼「はい」
慌しく席に通され、チャキチャキジャキジャキ、美容師さんがカットします。
10分程して、美容師さんが鏡を見せてきます。
美容師「いかがでしょうか?」
彼「はい、大丈夫です。」
素人目には分かりませんが、かなり素早く切ってくれたみたいです。
美容師(悪いな・・・・ まっ、いいか )
次のお客さんが来る前になんとかカットは終わったようです。
数ヵ月後
彼はまた髪が伸びたので、美容院に行く事にしました。
予約の時間は前と同じ14時。
今回は素晴らしい事に、彼は遅刻もせず14時に美容院に到着しました!
美容師「少しお待ちくださいね。」
彼 「はい」
美容師さんは、他のお客さんのカラーを塗っています。
30分程待たされました・・・
美容師「お待たせしました、こちらへどうぞ。」
慌しく席に通され、チャキチャキジャキジャキ、切ってくれました。
今回も10分程でカットは手早く終わりました。
仕上がりは、ちょっと雑でした。
遅刻する彼の小話はこれで終わりです。
今回の彼は、遅刻もせずに時間通り来たにも関わらず、なぜ待たされた上に雑なカットしかしてもらえなかったのでしょうか?
美容院の裏話
今回の彼の予約は、『有って、無い予約』として扱われています!
有るのに無い?ってどういう事でしょうか・・・
ここで、ちょっと話は変わりますが美容師さんって一体いつ休憩してると思いますか?
1. 予約が無い時。
2. カラーやパーマの薬を塗り、薬が反応するまで放置しておくちょっとした時間。
この、1と2が美容師さんの休憩タイムです。
ズボラな彼が、遅刻せずに美容院に行った時の事を思い出してみてください。
美容師さんは、他のお客さんのカラーを塗っていました。
カラーを塗り終わった後、カラー薬の放置時間の間にズボラな彼のカットを手早く終わらせ、またカラーのお客さんの元へ去って行ったのです。
そう、彼は予約していたにも関わらず、カットの時間を十分に確保してもらえてなかったのです!
来るか来ないか分からない彼の為に、時間を確保しておく事は店の利益にも繋がりません。
美容師さんは彼の予約は『有って、無いもの』として、カラーのお客さんの予約を入れ、接客もカラーのお客さんを優先していたのです。
酷いと思いますか?
飲食店で当日キャンセルなどをすると、キャンセル料を取られますよね?
でも、美容院ではキャンセル料を取られる所はそう多く無いと思います。
美容院は現在はコンビニよりも店舗数が多いと言われています。それだけ、競争の激しい職業と言っていいでしょう。
キャンセル料などと・・・言いたい所ですが、言えないお店が多いのが現実です。
美容師さんは手を動かしてナンボの世界で働いているので、無駄に手が空くと、本当何の為に仕事に来てるのか・・・という状況になってしまいます。手が空く事を嫌うのですね。
彼のようなお客さんは『最悪、他のお店に流れてしまっても・失客してしまってもしかたのないお客様』
として扱われる場合もあります。
もう1点、重要な事!
あなたの行っている美容院はグループ店ですか?
もし、グループ店なら・・・あなたの情報は他のグループ店にも出回っているかもしれません。
現在は、顧客管理はパソコンで行われる事が主流になって来ています。
あなたが、遅刻やドタキャンを繰り返すお客さんなら・・・他のお店に行っても、その情報はみんな知っているかもしれません。
今回は、美容院の少し怖い裏側を覗いた気分でしょうか。
でも、そんなに恐れなくていいですよ!美容師さんは、ちゃんとどんな方なのか人間性を見ています。
普段ちゃんと来てくれていたお客さんが、たまたま遅刻したり来なかったりした場合は『何かあったのかな?』と心配してくれてる事でしょう。
社会人としてのマナーを『普通』に守っていれば、特に気にする事は無いのです。
マナーを守る事で、スタイルも決まり、より素敵な接客を受けれます♪
気持ち良い美容院ライフをお過ごしください。
今回はちょっと怖がらせる表現でわざと記事を書きました。
美容師さんが、予約をカブらせる事はよくありますが、その中でも上手く時間のやり繰りをして、上手に仕事を進めるのが美容師さんです。
ズボラな彼の場合も、手抜きなどをせずに限られた時間で精一杯対応してくれる場合もあります。ケースバイケースです。
でも、このような扱いを受ける可能性がありますよ!という警告の意味を込めて今回の記事を書いてますので、心当たりのある方はお気をつけください。
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