美容院でヘアカラーをお願いする時に、白髪染めとおしゃれ染めがあります。
ですが、【白髪染め】と【おしゃれ染め】の違いってイマイチよく分からないですよね。
今回は、白髪染めとおしゃれ染めの違いを分かりやすく説明していきます。
白髪染めとオシャレ染めの違い?!
白髪染めの薬もおしゃれ染めの薬も、大きく分けて2つの成分でカラー剤は作られています。
それは、【黒髪を明るくする薬】と【髪に色を入れる薬】の2つです。
ハイトーンの薬には、髪を明るくする薬が強く入っていますし、髪に色をしっかり入れる薬には上の図の緑の薬に、しっかり染まりやすい薬が入っています。
薬の配合は、【白髪染め】も【おしゃれ染め】も一緒ですが、2つの違う点は上図の緑の薬の内容成分です。
白髪染めの薬とオシャレ染めの薬の違い
白髪染めとおしゃれ染めの薬の違いは、【髪に色を入れる薬】の成分の違いです。
白髪染めの薬は、髪の中で結合し髪から抜け出ないしっかり染まる薬で作られています。
おしゃれ染めの薬は、2~3ヶ月もすれば髪から抜け落ちます。抜け落ちた後は、髪を明るくする薬で髪の毛は明るくなっていますので、染めた当初よりも明るい髪本来の色
白髪染めは、3ヶ月経ってもあまり色が落ちない
オシャレ染めは、3ヶ月経つと色が抜け髪本来の明るさになる
なぜ白髪染めは明るい髪色に出来ないの?
なぜ白髪染めは明るい髪色に出来ないのでしょうか?
カラー剤の反応を順を追って見てみましょう。
上図は普通のちょっと茶色になる白髪染めで染めた場合です。
少し明るくする薬の反応で、黒髪が少し明るくなった後に、白髪と黒髪に色を入れ均一にムラ無く染まっています。
では、明るいトーンのカラー剤で染めた場合はどうなるでしょうか?
黒髪が金髪になるまで明るくした後に、明るめの薄い色素のカラー剤で染めます。
黒髪は色が入りましたが、白髪にはほんの少ししか色の変化は見られません。
白髪を染めるにはもっと濃い色素のカラー剤で染めなければならないのです。
ヘアカラーは計画的に
おしゃれ染めで気をつけておきたい事は、一度明るくなった髪の毛は、色味を入れても数週間~数ヶ月でまた明るくなってしまうという事です。
バイトや研修などで長期的に暗くしないといけない時は、黒染め(白髪染めの薬)をする必要があります。
黒染めの薬は髪の中から色が抜けにくい薬になっていますので、黒染めをすると明るい髪にする為には切って生え変わるのを待つか、ブリーチを使い髪をかなり傷ませながらどうにか明るくする必要があります。
一度明るくすると、黒染めするまでずっと明るい
という事です。
これを踏まえて、明るさ・トーンを決めるのも一つの手です。
8トーンくらいでも、色が抜けると意外と明るい茶色になりますので、手始めは8トーンくらいから試してみるのも良いかもしれません。落ち着いた綺麗なお姉さんくらいな感じです。
それでも物足りないようだったら、10トーン、12トーンと試していったら良いかと思います。
一度ハイトーンにして髪を傷ませてしまったら、元には戻らないので注意が必要です。
でも、若いうちはハイトーンの綺麗な色味に憧れるものですので、十分理解した上で計画を立てながらトライしてみてくださいね♪
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