美容院で欠かせない主力のメニューの一つは、ヘアカラーです。
ヘアカラーの為に美容院に通う方も多いのではないでしょうか。
ですが、定期的に行う<ヘアカラー>は、髪と頭皮にダメージを蓄積させていきます。年齢を重ねるうちに、頭皮環境や髪のパサつきなどが気になってきている方も多いはず・・・
そのような方の為に、今回は【ルビオナのオーガニックカラー】をご紹介していきます。
オーガニックカラーってどんなもの?
オーガニックとは<有機の>という意味で、通常は農薬や化学肥料に頼らず栽培された農産物のことをさします。
オーガニックカラーとは、このような【オーガニック成分】の入ったカラーのことです。※すべての成分が無農薬かどうかは定かではありませんが。
オリーブ油やヘナ、ザクロやローズマリーなど商品によって配合されている成分はさまざまです。
オーガニックカラーはオーガニック成分が配合されたものを指しますが、重要なのは【どれくらいの割合でオーガニック成分が入っているか】です。
オーガニックカラーでも、有効成分が少ししか入っていないカラー剤なのか、大部分がオーガニック成分で作られているのかは大きな違いとなってきます。
オーガニックカラーと普通のカラー剤の違いとは?
通常のカラー剤は、アルカリやジアミンなどのような化学物質を使い髪の毛のメラニンを破壊して明るくしたり、薬剤を反応させて色を発色させたりします。
オーガニックカラーは、 自然由来の成分を配合する事で、これらの通常のカラー剤で発生する髪へのダメージと頭皮へのダメージを極力抑える為に開発されたカラー剤だといえるでしょう。
また、通常ならシャンプーやトリートメントに配合されているような髪を保湿・ガードしてくれる天然成分が配合されている物も多く、髪の質感にも考慮されたカラー剤だといえます。
自然由来成分94%オーガニックカラー<ルビオナ・白髪染め>
今回は、ルベル・タカラベルモント株式会社から発売された【オーガニックカラー・ルビオナ】をご紹介していきます。
【オーガニックカラー・ルビオナ】には5つの驚くべき注目ポイントがあります。
- カラーをしながら頭皮のケアも同時に行う
- 業界最高水準『94%自然由来成分』※2019年現在
- アミノ酸『グリシン』の力で通常のカラー剤のダメージ成分を大幅軽減
- 2剤の効果で、染める前よりも髪が元気になる?!
- 艶・質感・色持ちをUPさせるアフターカラートリートメント
1.カラーをしながら頭皮のケアも同時に行う
オーガニックカラー・ルビオナはカラー剤を塗る前に、頭皮用トリートメントの『スキャルプモイスチャー』の塗布からスタートします。
これは、カラー剤を塗る前の頭皮環境を整える為に 「セリン・マカデミア種子油・ホホバ種子油・スクワラン・コレステロール・セラミド・ビルベリー葉エキス」 といった成分で乾燥を防ぎ頭皮のバリア機能をサポートします。
スキャルプモイスチャーを使用する事で、ヘアカラー後の頭皮の水分保持力は使用しない場合と比べ2.2倍も違ってきます。
2.業界最高水準『94%自然由来成分』※2019年現在
ルビオナは、成分の94%が自然由来成分という業界最高水準を誇っています。配合されているオーガニック認定成分は【シア脂・マカデミアナッツ油・ローズマリーエキス】となっており、シア脂は抜群の浸透力と保湿、髪の保護として紫外線から髪を守ってくれます。マカデミアナッツ油は、抗酸化作用がありアンチエイジング効果も期待できる頭皮環境にも良い成分です。ローズマリーエキスも血行促進、フケ・抜け毛の予防、抗菌作用などアンチエイジング効果の期待できる成分です。
配合成分の質の高さと効果を見るだけでも、通常のカラー剤とは違い、頭皮環境のアンチエイジングにも期待が持てるカラー剤だといえるでしょう。
3.アミノ酸『グリシン』の力で通常のカラー剤のダメージ成分を大幅軽減
通常のカラー剤は、髪の毛を染める為に【アルカリ】の力を借りてメラニン色素の周囲にあるマグネシウムなどの金属イオンと染料を反応させます。この、アルカリの力が髪にダメージを与える原因の一つです。
ルビオナは、髪に優しい【グリシン】というアミノ酸の力を使い、マグネシウムなどの金属イオンを髪の内部に誘導する方法を採用しています。このおかげで、通常のカラー剤よりも髪にダメージを与える【アルカリ】の力を極力弱める事ができています。
これは、すこし難しい話のように聞こえますが、美容師目線でみるとかなり画期的な方法だといえます。定期的に施術されるカラー剤のダメージを極力抑える事はお客様の髪質に大きな影響を与えます。
4.2剤の効果で、染める前よりも髪が元気になる?!
ヘアカラー剤は、カラーを塗る直前に1剤と2剤を混ぜて作ります。
この時、頭皮付近の伸びてきたばかりの健康な根元の髪の毛と、ダメージが蓄積された毛先の髪の毛には、配合する薬を変えてヘアカラー剤を作る場合があります。
ルビオナカラーはこの配合される2剤にも違いがあり、ダメージが蓄積された毛先に塗布するカラー剤には、 グルタミン酸誘導体(ラウロイルグルタミン酸ジ) が配合されています。
これは、ダメージや加齢により失われたグルタミン酸を油分と共に髪に補給する効果があります。
通常、ダメージの蓄積された毛先には3%程度の2剤を使用しますが、特質3で挙げたグリシンの力で、1.5%程度の髪のダメージに配慮した2剤でしっかりとカラーの効果を発揮するようにできています。また、企業の内部データでは染める度に髪の毛の強度が増すというデータも出ているようです。※一般的には髪の毛が染める度に元気になるという広告は作れないので、あくまで内部データとしてです。
5. 艶・質感・色持ちをUPさせるアフターカラートリートメント
ルビオナには、シャンプーでカラー剤を流した後に、さらに【アフターカラートリートメント】を行います。
これは、11種類のアミノ酸と疑似CMCから構成されており、髪の質感と艶、色の持続性をアップさせます。
このアフターカラートリートメント『カラーケアセラム』はWARMとCOOLの2種類から、お客様のカラーに合わせてチョイスされ、【色で表現する艶感】を重視しています。
これにより、従来の白髪染めにはない髪の艶を実感できると思います。
ルビオナの色の種類<カラーチャート>と染まり具合
出典:Lebel
ルビオナの色の種類はマルーンブラウンからアッシュブラウンまで6種類、10レベルまであります。
オーガニックカラーで気になるポイントの一つは【染まり具合】ですが、使用した実感としてはルビオナは通常の白髪染め同様か、それ以上にしっかりと染まるカラー剤です。ヘナや他のオーガニックカラーのような、1度のカラーでは染まりが弱いというような事はないので安心してください。
まとめ
ルビオナカラーは、白髪染め専用のオーガニックカラーですが、従来の白髪染めとの違いを実体感出来るレベルで違うカラー剤だといえるでしょう。
通常の白髪染めは、染める度に髪と頭皮が傷み艶のないパサパサした質感になっていくのに対して、ルビオナは水分をしっかりと保持した頭皮環境を整え、ともすれば染める度に髪の質感改善を感じ、仕上がりは普段とは違う艶感の出た髪質へと変化したと感じれるかもしれません。
通常の白髪染めよりは、料金は高く設定されている美容院が多いと思いますが、一度試してみる価値はあるカラーだと言えるでしょう。
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