黒染めを髪を傷ませないで明るく戻す!【ブリーチ】と【アルカリ・酸性脱染剤】の違い。

黒染めを明るく戻したい!でも、ブリーチをしたら髪が痛みそう・・

そう思われてる方も沢山いると思います。

今回は、【ブリーチ】と【アルカリ・酸性脱染剤】の違いを解り易く解説していきます。

また、なぜ髪が痛んでしまうのか?髪を傷ませないで黒染めを明るくする方法を記載していきたいと思います。

ブリーチ剤とは

まずは、ブリーチ剤とはどんな物なのかを見ていきましょう。

と、その前に

健康な黒髪の“黒い色”【メラニン】という物の影響で黒く見えています。

ブリーチ説明01

仮にメラニンを●で表します。

髪の毛を明るい茶色にしていく事は、このメラニンを破壊していく事になります。

一度、黒髪を茶色にして、さらに【黒染め】してみます。

カラー剤の黒を▲で表す事にします。

ブリーチ説明02

メラニンの数は減りましたが、カラー剤の【染料】が入って黒髪に見えています。

 

さて、ではいよいよ【ブリーチ】をしてみましょう。

ブリーチ説明03

ブリーチをする事で、【黒染め】の染料▲が破壊されました。

しかし、同時に【メラニン】の●も大量に破壊されました。

ブリーチはメラニンだけではなく、髪を構成するタンパク質も破壊してしまいます。

髪に多大なダメージがかかってくるんですね。

セルフでブリーチをされる方は下記の記事も参考にしてみてください↓

【失敗しない為】ブリーチ髪の気をつける事。回数とダメージ具合

目次

脱染剤とは

脱染剤とは、【染料】の▲だけを除去してくれるものを刺しますが・・・

ブリーチ説明02

脱染剤にも、【アルカリ】という成分が入っている事が多々あります。

アルカリとは何をするものでしょうか?

答えは・・・メラニン、たんぱく質を破壊します。ブリーチと一緒です。

 

脱染剤は大きく分けて2種類あります・・・アルカリ脱染剤、酸性脱染剤

【アルカリ脱染剤】・・・・染料と共に、メラニン、タンパク質を破壊し髪にダメージが残る

【酸性脱染剤】・・・・主に染料を髪から抜いてくれる。多少のダメージはあるが、アルカリ脱染剤やブリーチに比べると、はるかに髪のダメージが少ない。

 

美容院で黒染めを明るくしたいと注文すると、多くの美容院では【ブリーチ】【アルカリ脱染剤】での対応となる事が多いでしょう。

それは何故か?

【酸性脱染剤】が高いからです。

置いてないお店の方が多いのです。

材料費だけを見ると、酸性脱染剤はブリーチの約10倍くらいの値段です。

高級美容院などなら酸性脱染剤が置いてあり、髪の傷まない脱染をしてくれるかもしれませんが、それがブリーチやアルカリ脱染剤では無いか、しっかりと問い合わせをして確認してみてください。

酸性脱染剤


エルコス アシッドイレイザー(100ml×2)

美容院での施術では、黒染めを明るくする事は高額な料金が掛かる事が多いと思います。

ブリーチの料金は、通常カラーよりも割高になっている事が多いのです。

ご自身で黒染めを明るく戻そうとされるなら、髪のダメージも考えるとこちらを使うと良いと思います。

 

セルフでブリーチ剤を使用する場合はこちらを参考にしてみてください↓

ヘアカラーで失敗する前に!黒染め後のカラーは何ヶ月経てばしていいの?

 

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