普段、鏡を見てスタイリングしていると【アホ毛】が気になるという方も多いのではないでしょか。名前からしてイヤですよね。
今回はアホ毛が出来る理由と、家で出来る対処の仕方のお話です。
【アホ毛の出来る理由と対策】アホ毛を簡単に直す方法・目立たないスタイル
アホ毛とは、頭頂部に出てくるヒョロッとした短い毛の事です。
髪の毛は長さがあると【髪自体の重さ】で自然と落ち着いた場所に落ちていきます。
ですが、短い毛は軽いのでピョンッと立ちやすい性質があります。
この、短い毛がアホ毛の原因なのですが、そもそもなぜ短い毛が発生してしまうのでしょうか?
アホ毛が出来る理由
アホ毛が出来る理由は大きく分けて3つあると考えられます。
①自然な生え変わり
髪の毛は頭全体で10万本以上あると言われています。
髪の毛は、成長期・後退期・休止期という期間を経て成長し抜けていきます。
- 成長期(髪が伸びる期間)・・・4~6年
- 後退期(髪が抜ける期間)・・・数週間
- 休止期(伸びも抜けもしない期間)・・・数ヶ月
これは、10万本以上ある毛根1つ1つがバラバラのタイミングで行っています。
頭頂部に生えている髪の毛も、伸び続けている髪の毛もあれば、抜けて生え変わる髪の毛もあります。
抜けて生え変わると、頭頂部に短い髪の毛が出来てしまいます。
これが成長するまでは【アホ毛】としてピョンッと立ってしまいます。ですが、これから伸びていくので抜かないでくださいね。
②ダメージにより千切れている
ブリーチや過度の縮毛矯正などで根元付近からハイダメージで千切れているケースです。
根元付近から千切れて短い毛になってしまっても【アホ毛】になってしまう場合があります。
この場合は注意が必要です。
頭頂部のほかの髪の毛も同じくハイダメージで千切れやすい状態ですので、最悪全部千切れるとベリーショートになってしまいます。
③髪を根元から梳いている
梳きバサミで梳いても短い髪の毛は発生します。
ショートスタイルなどは頭頂部の根元から梳く場合もありますが、それ以外は頭頂部付近は美容師さんはあまり梳きバサミを入れません。
頭頂部の根元付近に梳きバサミを入れると、【アホ毛】が出来てしまうのを知っているからです。
無理やりオーダーして梳いてもらった方は、梳いた事によるアホ毛が出来ているかもしれません。
アホ毛が気になるスタイル、気にならないスタイル
【頭頂部の髪が長いスタイル】は『アホ毛』が目立つスタイルです。
長い髪の毛は自然と落ち着きますが、その中に短い髪の毛がピョンッと飛び出す事でアホ毛が目立ってしまいます。
【頭頂部の髪が短いスタイル】はアホ毛も頭頂部の髪の毛の中に隠れてしまいますので気にならなくなります。
アホ毛の落ち着かせ方
①ドライヤーの熱で押さえる
髪の毛は、濡れている状態から乾く時にクセ付けが行われます。
バサバサッと乾かすと髪の毛はハネてしまいますが、落ち着かせたい部分に手を当てて乾かすことでアホ毛もある程度抑える事が出来ます。
気になるアホ毛を手で抑え、温風で乾かし、そのまま手で抑えながら冷風で冷やしてあげると持ちがいいです。
②ワックス・スプレーを使う
ある程度セット力のあるワックスやスプレーで部分的に抑えてあげる方法です。
セット剤をベタベタを付けすぎると、髪の毛のフンワリ感が無くなりペタッとしたスタイルになってしまいますので、付けすぎには気をつけてください。
▶ワックス
髪の毛が柔らかく落ち着きやすい方は適度なセット力のあるこちらのワックスが良いかと思います。
ナンバースリー DEUXER(デューサー) ミディアムソフトワックス 3 80g
▶ワックス
多少髪の動きを出したい方や3番でセット力が弱い場合は多少セット力を強めてみてください。
ナンバースリー DEUXER(デューサー) ミディアムハードワックス 4 80g
▶ワックス
髪の毛が硬くて立ち上がりやすい方や、ハードで強いセット力が欲しい方用。
ナンバースリー DEUXER(デューサー) ドライペーストワックス 6 80g
③流さないトリートメントを使う
髪の毛が細く、柔らかい人は流さないトリートメントでワックスの代用としても良いかもしれません。髪が強い人には若干心もとないと思います。
より自然な仕上がりになりますので、気持ち程度手に取り、軽く撫で付けてあげるだけでアホ毛予防になります。
▶オイル系
髪を熱から守ってくれて、サラっとした仕上がりです。アホ毛対策としては少し弱いかもしれません。
ケラスターゼ HU ユイルスブリム モリンガイモーテル 125ml
▶クリーム・ミルク系
重すぎず、軽すぎず、適度なセット力と落ち着かせる力があります。
▶ジェル系
髪のゴワつきが強い方用。落ち着かせる力がオイルやクリーム系よりもしっかりしています。
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