ストレートアイロンは、髪のボリュームダウンにはもってこいのアイテムです。
ですが、使い方を間違ったりちょっとの手抜きで“イマイチ”なヘアスタイルになってしまったりしていませんか?
今回は、ストレートアイロンでボリュームダウンする方法をお伝えします。
ストレートアイロンで上手にボリュームダウンする方法
ストレートアイロンで髪が真っ直ぐになる理由
髪の毛は、【タンパク質】の集まりで出来ています。
これらの集まりは、互いに手と手を取り合って真っ直ぐになったり、グニャグニャ曲がったり、とりあえず一本の髪の毛として存在しています。
このタンパク質の集まりは、【熱】を加えたり冷やしたりする事で一旦手を離して、再度手を結び直したりします。
ストレートアイロンは、【熱】を加える事でタンパク質の手の結び方を、一本の真っ直ぐな髪の毛の形に結びなおしているのです。
【熱】の力で真っ直ぐになった髪の毛ですが、【水分】が加わる事でまた手を離してしまい、本来の形に戻ってしまいます。
髪の毛の手の結び方は4種類ありますが、ここでは大まかに理解しておいてもらうだけで大丈夫です。
ストレートアイロン、手抜きをしていませんか?
美容院で縮毛矯正をかけてもらった事のある方ならイメージがつくかもしれませんが
美容師さんがストレートアイロンを通す時に、すごく細かく髪を分けとってアイロンを通していませんか?
実際、自分でストレートアイロンを通す時は、そんなに細かく出来ないですよね。
でも、面倒くさがって大雑把にしか髪を分け取らずにストレートアイロンを通していませんか?
髪のボリュームが落ちない理由はそこかもしれません。
上の図のように、大雑把すぎると根元のボリュームを押さえる事が出来なくなってしまい“イマイチ”なヘアスタイルになってしまいます。
髪を細かく分け取れば分け取るほど、髪の根元のボリュームを押さえる事が出来ますので、クセが強く膨らんでしまう方は、少し頑張ってお手入れしてみてください。
ここを頑張ろう!
頭の“ハチ”と呼ばれている部分から頭頂部にかけてのボリュームをしっかり落としてあげる事で、ある程度スッキリしたスタイルにする事が出来ます。
ハチ上の部分が膨らんでいると、頭全体が大きく見えてしまいます。
逆に、この部分さえどうにか押さえる事が出来たら、以外にスッキリ見えるのです。
また、ハチ上の部分は落ちてくる髪の毛の【表面】になりますので、しっかりアイロンを通してあげる事で、見た目もツヤツヤのサラサラになってくれます♪
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ストレートアイロンの注意点
①髪の毛をちゃんと乾かしてアイロンを使う。
ストレートアイロンは180℃以上の高温になります。髪の中の水分を一瞬で沸騰させ、蒸発させてしまいます。
水は沸騰し、水蒸気になる時に体積が100倍にまで膨れ上がります。
髪の毛が濡れたままでストレートアイロンを使うと、髪の中の水分が膨れ上がり、髪を内部から傷めてしまいます。しっかり乾かしてからストレートアイロンを使うようにしましょう。
②ストレートアイロンは手早く通す
ストレートアイロンは180℃くらいの温度で、『スー』っと通していくイメージです。
長くても同じ箇所にあてる時間は2~3秒です。
長い間、同じ箇所にアイロンをあて続けると、髪は【熱変性】を起こし固まってしまいます。
さらに、長時間アイロンを同じ箇所にあて続けると、髪は【炭化】してしまいます。炭になってしまうのですね。
髪の毛は【タンパク質】です。同じタンパク質で出来ている卵をイメージしてみてください。
生卵は、まだ熱で固められる前のタンパク質ですが、これに熱が加わるとゆで卵になって固まってしまいます。
髪の毛にも同じ事が言えます。熱変性を起こし固まってしまった髪の毛は【カラーの色が入りにくい】【パーマがかかりにくい】【最終的には縮れて切れてしまう】
このような事にならないよう、気をつけてアイロン作業をしてください。
髪のボリュームを落ち着かせる方法として、シャンプーやトリートメント選びも髪質を落ち着かせる為には重要です。
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